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4.42016
子どもも、ひとりの人間として接する
チクンコすると言えば、
注射と意味が分かるようになった2歳娘。
1歳過ぎから予防接種や注射を打つ
お医者さんを覚えはじめ、
そこに行く時気付いて泣かれないか?
心配する親もいて、
確かに嫌がって暴れられたら一苦労!
(気持ち分かる!)
とはいえ、もう言葉も分かるのに
いつも通りお出かけしたら、
お医者さんに到着していきなり注射されるのは、
娘にとってどうなのか?
もし大人が、他の人に何かを隠されてて、
どこかに連れていかれ、
いきなり嫌な事をされたらイヤなもの。
というわけで、私もどんな反応をされても
受け入れようと腹をくくり、
前夜に真実を告げてみました。
私:「明日はお出かけしたら、まずチクンコに行くね」
(注射を腕にするように指で刺すジェスチャーも添えて)
娘:「チクンコしたい~!」
(嫌がるというのは私の思い込み??以前泣いてたのに⁇)
私:「したいの?できるよ!」
娘:「やったー」
というわけで、翌日も理解した状態へお医者さんへ行き、
分かっていたせいか、なんと初めて泣かずに終了!
その夜、家で感想を聞いてみた。
私:「チクンコどうだった?」
娘:「楽しかったよ!」
まじで??(私でさえ楽しくないのに!)
事前告知するか一瞬悩んだとはいえ、
悩んだの一瞬で良かったー(笑)。
「子どもには、基本、ひとりの人間として接する」
が、我が家の方針。
私が、長年、心理療法家として年齢退行療法を
多く施療していて、ひとつ言い切れるのは
後から真実を知って
「裏切られた」「騙された」と感じるポイントは、
子どもも大人も全く同じである、ということ。
何歳から真実を伝えるかは
その子の個性もあると思うので、
そこは親の判断かなと思いますが(^^)
子どもも大人も、同じ感情を持った人間。
彼女にとって多少都合が悪い事であっても、
受け止めていける器を、一緒に育んで行く事が、
唯一私にお手伝いできる事だな、と
改めて感じた出来事でした。(^^)/