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ワガママと「自分を優先する」の境目とは?

5月に出版したはいいのですが
6月は肺炎になって入院しておりました。

予想以上に大変で、7月にやっと復活!

そして退院から家に戻ってきた私に
年長の娘がトコトコやってきたので
「お母さんがいなくて寂しかったよ」
みたいな事を言われるのかと思ったら

「お母さんがいない間、おかあさんの事
ちょっと忘れちゃってた。ごめんね」
と謝られる始末!(ガーン)

おいおい、忘れるんかいーーっっ!!
(心のツッコミ)

忘れてた=考えてる時間が
いつもより短かった
という意味っぽいのですが

「この娘のセリフ、絶対小説に出てこない
やつじゃん!!現実って凄い・・」

とよくわからない感心をしてしまいました。

自分を優先するって、ワガママなんじゃないの?

さて…やっと復活した今日は

心理面において、日本人が特に不得手な
「あるコト」を掘り下げたいと思います。

まず、あなたにひとつ質問です。

「自分を優先させる」と「ワガママ」の境目
は、分かりますか?

私のセッションや講座でも

「自分を優先する、と、ワガママの
 違いは何ですか?」

は、とてもよく聞かれる質問です。

実は、日本人は

「自分を優先させる」という事と「ワガママ」
の境目が分からない…という人が
とても多いのです。

その境目が分からない大半の人達は

「自分を優先させて、ワガママに見えたらどうしよう…」

と、いつもどこかで怖れていますから
自分を優先させる事は控えようとします。

なぜなら
自分を優先させてわがままゾーンに
入ってしまうといけないから。

その境目がよくわからないので
基本やめておく…というわけです。

あなたにも、そんな要素はありませんか?

私は、心理業界に入って約20年経ちますが
「ワガママ」と「自分を優先する」の
境目が分からない日本人が

「自分を大事にしよう」
「自分を優先しよう」

という言葉だけで変わる事は不可能では?
とさえ思っています。

なぜなら先ほどもいったように

「自分を優先するという事はわがままと
一体、何がどう違うの…?」

と、ほとんどの人が深層心理の中では
かなり困惑しているからです。

これでは、やろうと思っても
結局控えてしまいますし

思い切ってやってみても、まず大体
オカシな事になってしまいます…。

なぜこうなってしまうのか…

歴史を紐解いてみるとよくわかるのです。

私のセッションや講座で、色々な人に
過去の学校生活を振り返ってみてもらうと
学校生活で

「あなた個人は、どうしたいのか?」

と問われる事はほとんどなくても

「みんなはどうしているかな?」
(ちゃんと周りと見て動こうねという趣旨の事)
と言われることは多かった!

という人達が圧倒的多数です。

「あなたがどうしたいか」より
「みんながどうしているかを見て合わせる」

この練習を学校ではやり続けてきたわけなので
日本人にとって、これは毎日の歯磨き並みに
身についています(つまり得意です)。

また親や先生からは
「周りに迷惑をかけないようにね」
と常に言われ続けて生きてきました。

こうなってくると、子ども心にとって
生きていく上で大事な事は

「周囲を見て合わせること」

「周りに迷惑をかけない事
(周りに嫌な思いをさせない事)」

だと思ってしまうのです。
(そしてそのまま大人になってしまいます)

でも、もし日本の首相が

「周辺国の顔色を見て、相手に合わせる事」
「周辺国に、とにかく嫌な思いをさせない事」

というミッションのために

「日本人がそれをやりたくなかったり
やっても幸せになれないとしても、
周囲国の幸せのために、私たち国民を
休みなく働かせ続けている…」

のだとしたらどうでしょう?

随分と変ですよね?

でも、多くの日本人の心の中は
まさにこうなっているのです。

自分を優先する=真の自己愛

「人間ひとりひとりが、 それぞれ違う国」

「心の中に、みんな王国を持っている」

と想像してみてほしいのですが

日本人の内にある、大半のこころ王国では

「周辺国(周り)の顔色を見て合わせる事」
「周辺国(周り)に嫌な思いをさせない事」

が常に最優先されている事であり

「自国民の声」(本音)

は、なにかと「周辺国の為に仕方ないから」
という理由で、押さえつけられ
意見が聞いてもらえないどころか
嫌でも、ずっと働かされ続けています。

「もしあなたが、こんな国に住んでいたらどうでしょう?」

というと多くの人が

「絶対いやですね」
「そんな国には住みたくないです!」

というのですが、

「あなたの心の中が、
その絶対住みたくない

国みたいになっていませんか…?」

というと、多くの人が

「ハッッ…!!!( ゚Д゚)」

「私の中が、そんな国かも…(汗)」

となります。

では

なぜ自分のこころ王国が
「自分が、絶対住みたくない国」
になっていても気付かないのでしょう?

それは

「自分より、まず周りがどうか見ましょう」

と習ってきてしまったので

「自分の内側を見て、しっかり把握する」
「その上で、自分を優先する」

という「真の自己愛」
体感としてよく分からないからです。

それを教えなければいけない大人達も
それを学校で学んだことはありませんから
よくわかっていません。

だからこどもに教える事もできません。

「心」とは
一生付き合い続けなければいけない

というのに

学校の必修科目に(心理学のような)
「心との付き合い方・向き合い方」
が入っていないのは不思議です。

国語・算数と並んで(道徳の前に)
「心との付き合い方・向き合い方」は
人生で常に必要な事なのですから
そういう教科もあってほしいですよね?

ですが、どこにも無い!!

というわけで

無いのなら作ってしまおう、ホトトギス!

「自分の心の声を聴くって一体何?」
「自分の優先するとワガママになりません?」

という、多くの日本人がぶち当たったまま
答えが出ずに死んでしまうテーマを

簡単な王国物語(ストーリー)を
使いながら、老若男女、子どもでも理解
できるほど分かりやすく説明したのが

ストーリーでわかる!他人に振り回されない心理学

です。

この本は、
王国物語(4章に渡る短いストーリー)
を読むだけで、10歳以上であれば
誰でも心の仕組みが理解でき
心の王国を繁栄させていく方法
が分かります。

子どもでもわかる物語に当てはめて
心を理解していくところが
過去の心理関連本にない、新しい所。

河合隼雄さんが好きな人や
「夢を叶えるゾウ」とかが好きな人には
特にものすごく好評です。(^^)

この本を購入してくれた人向けの
スペシャル読書会でも色々な感想を頂きますが

「この本によって初めて自分を優先する事
のプロセスやゴールが、初めて理解できた」

「ワガママとの違いがついに分かった!」

「ひとりひとりの中に心の王国があり
国主と国民がいるという考え方を持つ事で
周りと、凄くやりとりしやすくなった」

『他の心理本は「こういう時はこうしよう」
みたいに書いてあるので、頭ではわかるけど
どこか他人事のように感じていたが

この本では王国物語に自分を重ねていくので
今自分がどうなっているのか、次どうしたら
いいのか、日常で自然と分かるようになった」

という声をたくさん頂きまして

「日常でも、自然と分かるようになった!」

が、著者としては特に凄く嬉しかったです。

なぜなら、この本は知識として学ぶ本でなく
本の中で疑似体験していくことで、日常で
すぐ使えるようにする本だからです。

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と思った人は、ぜひこの本を片手に
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スペシャル読書会は、みんなで本を読む場では
なく、基本読んできた前提で進みます。

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内容は毎回全く違います。

というのも、その日の参加者ニーズに合わせた
内容で進めるからです。

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もう9月で終了予定です。

私と気軽に話せる単発セミナー等が
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ぜひ気軽にお越しくださいね。^^

色々な疑問・質問にもお答えしています!

また、リアル読書会参加者の方には
(希望者には)一人一人に合わせた
「オズの特別メッセージ」を表紙裏に
一筆書かせて頂いてます(^^)
※セッションなどでお会いする方は
その際にお持ちくだされば書きます。

オンラインでも開催しておりますので
海外や地方の方もぜひお気軽に
お越しくださいね。オンラインは
お子様連れも可能です(自分の音を
個々でミュートにする事が可能です)

◆購入者限定!著者と深めるスペシャル読書会

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オンライン読書会は、自宅から
カメラ付きPC、スマホ、タブレットでURLを
クリックするだけで簡単に参加出来ます。

オンライン読書会6月の様子は
ブログにも掲載しています↓
オンライン読書会は、こんな感じです(^^)

スペシャル読書会は、以下の書籍購入者なら
どなたでも参加できます。

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 他人に振り回されない心理学(大和出版)

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