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「歳と共に忘れっぽくなる」は事実でなく、思い込み!

「歳をとるにつれ、記憶力が衰えてきた…」
という実感を持つことはありませんか?

例えば、
以下に当てはまる節はないでしょうか?

有名人の名前がすぐに出ず
「あの人、あの人、あの…」となったり

物や場所の名前なども
「あの、あれ、えっと~…」
となってしまったり

あんなにすぐ覚えられた流行りの歌も、
全然覚えることができなくなったり

忘れ物をして隣の部屋に行くと
「 何を取りに来たんだっけ…?」
となったり

何か実感として、
当てはまるものはあったでしょうか?

上記は
私に時々起こっていることを
書き連ねてみましたが(アハハハ)

若い頃はもっと記憶力が良かったのに…
と思っている人も多いと思います。

でも
それは思い込みでしかない・・としたら?

年を取っても、記憶力は衰えない!

最近の脳研究により
記憶力が年齢と共に衰えるのは超僅かで

「年を取って忘っぽくなって…と嘆くほど
記憶力が衰える事は無い」

ということがわかってきました。

解剖学的に見ると、脳の細胞数は3歳以降
一定で経年劣化しない装置だそうです。

では、歳と共に忘っぽくなったと思うのは
何故なのでしょう?

それは「歳のせいで忘っぽくなると
思い込んでいるだけではないか?」
と脳科学者の池谷先生は話しています。

もう少し詳しく説明しますね。

例えば、あなたは小学校の頃の自分は
もっと物覚えが良かった気がする
と思います。

その頃のあなたの、合計知り合い数は
今と比べて遥かに少ないわけです。

園や小学校のクラスメイトと先生等、
身近な人ばかりでしょうから、合わせても
100人前後くらいかもしれません。

ところが大人になると、知っている人の数が膨大になります。

全学校&塾のクラスメイトや先生達、
部活やサークルの仲間、
有名人や、歴史上の人物、
俳優、歌手、スポーツ選手、
政治家、アイドル、お笑い芸人、
ドラマやアニメの登場人物、

とにかく全ての数を合計してみると…

多分、あなたの頭の中に入っている
知っている人の名前の数は
数千~数万人になるはずです。

人の数を、物の数だとして
引き出しの中に100個のビーズしかない時

引き出しの中に数万個のビーズがある時
を比べてみましょう。

色とりどりのビーズが100個であれば
「銀色ビーズ」と言われたら、
あなたは割とすぐに、
それを取り出すことができます。

ところが数万のビーズの中から…となると、
取り出すのに時間がかかります。

つまり、あなたの能力が同じでも
物の数が多いか少ないかによって
取り出すまでの時間が変わってくる。

「記憶がすぐ取り出せない」
とは、そういう事なのです。

また

「歳をとると、なかなか覚えられない」
というのも、実は思い込み。

私が子供の頃を思い出すと、
毎日学校で習い、家で宿題をやり、
塾でも反復し、
毎日や毎週の確認テストを受け、
間違えたら見直し…

そう、間違いなく今よりもたくさん勉強に
時間を多く割いていました。

あなたも、そうではないでしょうか?

でも、最近忘れてしまった事を、
それだけ何度もやっているのか?といえば、
大体1回聞いただけか見ただけ
(多くて2回とかです)

そりゃ~、忘れて当然です。

クラスメイトの名前だって、
1年間ずっと同じ空間にいて、
誰かがその人を呼ぶのを
何度も聞いたり見たりして、
半年~1年かけて、やっと
クラス全員の名前が覚えたわけです。

そう思うと、名刺をもらった人の名前を
一度で覚えられないのは、
昔も今も同じなのです。

つまり

大人になったから覚えられないのではなく
そこにかけている
時間やエネルギーが少ないから、
覚えられないのです。

更に、生きている時間が長い
大人にとって「最近」は
「ここ半年位」を意味するそうですが

まだ生きている時間が短い
子供の「最近」は
「数日から一週間前までぐらい」
を指す事が多いそうです。

「最近の忘れもの」を思い出す時に

子どもは
「ここ数日間で忘れた事」を想い出し
大人は
「ここ半年で忘れた事」を想い出す。

絶対に半年間の方が多いですから!!

つまり、
記憶力が歳と共に悪くなるわけではない。

能力を変える思い込みの力

ですが、ここからが一番大事な所ですが

思い込む力は、簡単に
その人の能力を変えてしまいます

米国のタフツ大学のアヤナ・トーマス博士の
実験によれば

18~22歳の若者グループと、
60~74歳の年配者グループに分け
単語リストを覚えた後に、
別の単語リストを見て、
どの単語が記憶した元のリストにあったかを
言い当てる試験をしました。

「これはただの心理学の試験です」
と説明して試験を行ったところ

それぞれ約50%の正解率で、
若者と年配者に結果に
差はありませんでした。

ところが試験前に
「この記憶試験では、
通常、高齢者の方が成績が悪い」
と説明したところ
年配者の点数が29%に低下。

しかし若者の正解率は
50%で変わりませんでした。

つまり
「高齢になると記憶力が悪くなる」
と思い込んだら
本当に結果が悪くなってしまった
のです。

同じテストで、能力も同じなのに…
思い込む自己暗示パワー、恐るべし!!

実際、他に気を取られて
忘れ物をする回数は
子どもの方が多いそうですが
(そりゃそうでしょう)

大人は子供より忘れる回数は少ないものの
それを長い期間、覚えていられるのです。

というわけで、今日のまとめとしては
記憶力が、歳とともに悪くなる事はないが

「記憶力が歳とともに悪くなる」
と思い込んでいる人は
自己暗示で本当にそうなっている
可能性大!

今後は、
「歳だから記憶力が悪いんだ!!」
とマイナスの自己暗示をかけるのは
やめましょう。

ちなみに私は、
最近忘れ物が多いかも?と思った時は

「子供の頃より、長期間
記憶できるように
なってる証拠?
もしや記憶力があがったとか?」

と考えるようにしています。こうして

「長期記憶の力が上がっているのでは?」
とプラスの自己暗示をかけられるなら
忘れ物も結構いいきっかけ作りに(^^)。

「思い込み」「気持ちの持ち様」は
人間の能力発揮に多大な影響を与えます。

あなたも、ぜひ意識してみて下さいね(^_-)-☆

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