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必要なのは、語る勇気と聞く勇気!~山本清史監督インタビュー~

今執筆中の本「心キングダムを旅せよ」
主人公ケンは映画業界に憧れる15歳です。

ただ、私にとって映画業界は遠い業界ですから
どう描いていいのかよくわからない部分が
たくさんありました。

そうしたらなんと!

本物の映画監督、山本清史監督がご協力下さる
という事で、色々インタビューさせて頂きました。
(監督ありがとうございます!!)
山本監督は、昨年公開された
「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」
の監督もされています。

「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」とは・・(以下公式HPより抜粋)
単身赴任中だったアキオ(坂口健太郎)の
父・暁(吉田鋼太郎)が、突然会社を辞めて家に戻ってきた。
アキオは、何を考えているのかわからない父の事を知りたいと思い、ある計画を思いつく。
それは「ファイナルファンタジーXIV」に父を誘導し、自分は正体を偽り、一緒に冒険に出るというものだった・
ーーーーーーーーーーーー

息子とお父さんが、二つの世界を行き来しながら進む、このお話。

面白い場面あり、シリアスな場面あり、家族の愛に泣ける場面あり・・

ぷっと吹き出したり、ウルっときてしまったり
私も様々な感情を味わえた
すごく素敵な映画でしたが(一押し!)

今回執筆中の「(仮)心キングダムを旅せよ」
も、ふたつの世界を行き来しながら
自分の心と向き合って成長していく15歳少年の話です。

小説家・脚本家でもある山本監督は
事前に私の1~2章原稿を読んでくださった上で
映画監督になるには?映画の仕事とは?
監督に大切な事など、さまざまなお話を
してくださいました。

そこで今回、特に印象に残ったのは

「映画監督になるのに、最も必要だと思うスキル・在り方は?」

私が質問した時のことで、

予想外の答えでしたが、

妙に深く納得してしまいました!

山本監督は、監督に必要なのは

「語る勇気と、聞く勇気」

だと答えました。

まず「語る勇気」とは

「自分の想いを誰かに語る勇気」

例えば「こういうの面白いと思いませんか?」と語ると

プラスの反応だけでなく
「全然面白くない」とか「どこが?」とか
「別に」とか、
様々な反応が返ってきます。

時に心が折れそうな事も結構ある。

それでも言い続けていくことで
「おもしろいね」
といってくれる人にも出会えるし

周りが自分という人間を分かってくれるようになると。

たしかに、

こんなこといったらどう思われるんだろう?

面白くないけど・・といわれたら?

と思うと、人間たじろぎますが
そこでたじろいで黙ってしまうようなら
映画監督にはなれないし、作品も作れない。

 

そして、もうひとつは
「聞く勇気」

監督といっても、人間ですから
知らないことがいっぱいあるそうです。

そこで、知らないことは
「わかりません」
と素直にいって、色々な人に聞く勇気も
とても大切なことだそうです。

確かに、わかったふりで作るのではなく
しっかり分かっている人に聞いた方が
絶対に良いものが作れますよね!

自分のプライドより、作品にとって何がベストか?

つまり
自分のプライドより、大切な何かがあるか?
ということなのかもしれません。

そして、このインタビューをしながら、私も
「このふたつの勇気が、
の私に、まさに必要な事だ」
と感じました。

小説家であり脚本家でもある、山本監督。
その方に、私の本の仮原稿1~2章を読んで頂くのは
正直、果てしない勇気が入りましたし、

なぜこういう本を書こうとしているのか?
という自分の思いを伝えることも
結構勇気がいりました。

でも・・・

日本の子どもの心の幸福度は
最近の世界的調査でも最下位近く。

日本の子どもの自殺率は年々増え続けており

子供が自分の心とどう向き合うか?どう付き合うか?
という「心の教育」が、日本では、なぜ教育の中に
無いままなのか!

という思いから
「そこをなんとかしたい!」
「子供たちに、わかりやすくて、ちょっと面白くて
興味をもって、自分の心と向き合える方法で
心との向き合い方・付き合い方を楽しく
伝えていけないだろうか!!」

これが、この本に挑戦しようと思った理由なのです。

ここは、まさに「語る勇気」

しかし映像業界の仕事詳細が、一般人からは
さっぱり分からなかったので、こうして直接
映画監督に話を伺えないか、思い切って
お願いしてみるという
ここは「聞く勇気」

監督は、作品と自分のプライドだったら
自分のプライドをとるのではなく
やっぱり作品にとってどうか?を考える

とおっしゃっていましたが、

確かに、こどもたちの未来を考えたら

私がどう思われるかなんて、たとえ
ダメだと思われる部分があったとしても
(そう思われる部分も絶対あるだろうとは思うのですが)
正直、ものすごく小さい事なんです。

そう思うからこそ、諦めずに進もうと思える。

山も谷も超えてみようと思う。

これって、映画だけに限らず

人生という作品にも
言えることではないでしょうか?

 

人が死ぬ時、今までの人生を
映像で走馬灯のように見るといいますが

もし人生がひとつの映画だったとしたら
人生という作品を最高傑作にするのは

「語る勇気」と「聞く勇気」

かもしれません。

 

ここ最近を振り返った時
「語る勇気」「聞く勇気」を発揮してるかも!
と思えたら、きっとあなたの
人生は
最高作品に向かっています(^^)/

もし最近発揮した瞬間が思い浮かばないかも・・
と思ったら、2つの勇気を両手に持って
ぜひ一歩前に進んでみてくださいね(^^)。

主人公の少年ケンが、今後どうなっていくのか
どんな未来を作り上げていくの
まず何をしようとして動くのか

山本監督のお話から、
たくさんヒントをいただきました。

これを盛り込みながら
さらに子供たちの心に響くような物語を
創っていこう
と思います!(^^)/

山本監督、お忙しい中、子ども達の未来のために
ご協力ありがとうございました!!

 

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