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「出来ない」でなく「しない」が鍵!

ドラマ「ドクターX」が 
驚異的な視聴率で終了したそうです。 

というわけで、今日は 

ドクターXが流行る理由と洗脳を絡めて 
お話したいと思います。(^^) 

 

無意識の 「こうあるべき信仰」

まず、あなたに質問です。 

日本より高温多湿なシンガポールの街中に 
蚊がいないのは、どうしてか知っていますか? 

日本より高温多湿なら、虫も多くて当然 
ですから、何かおかしいですよね・・? 

それは、なぜなのでしょう? 

それは・・・ 

深夜に殺虫剤を散布する車が、町中を 
走り回り、蚊を全部殺しているから。 

ですから 

朝起きて、窓を開けたら入ってくる 
さわやかな空気は、少し前まで 
殺虫剤を散布していた空気・・ 

ということになります。 

この話を聞くと、多くの日本人が 

「朝から、その空気を吸う位なら、 
 蚊が多少いるほうがいい」 
「蚊に刺されても、別に死なないし・・」 

と言います。確かに 

街中からゴミも蚊も完全に無くそうという 
シンガポールの徹底主義は 
他国の人達からみれば 

「なんか完璧主義すぎない?」 
「もうちょっと適当でもいいよね?」 

と感じる部分があることでしょう。 

でも、こういう完璧主義的なところを 
日本人も(無自覚に)物凄く持っています
。 

分かりやすい例でいうと、例えば 

「洗濯物を直ぐきっちり畳んでどこかに 
 仕舞わないと・・」 

「洗った洗濯ものが溜まってくると 
(やるべき事ができてなくて)罪悪感が・・」 

と感じている日本女性は多いのですが 

世界的に見れば 

洗濯ものを、しっかり畳まない国は 
沢山あると思いますし(その方が多いかも) 

きっちり畳んで、日本のように、あんな綺麗に 
羅列して収納する国のほうが稀でしょうから 

そうでないと自分がダメに感じるとかは 

非常に神経質な人達に見えるでしょう。 
(ちょっと異質かも・・) 

それなのに 

洗濯物をすぐ折りたたんで収納できず 
部屋が片付いていないと 

日本女性はこういうのです。 

「部屋が片付けられてなくて・・・」 

つまり 
英語でいうと「I can’t」(出来ない)を 
使って自分の能力に結びつけて話す
。 

ところが、男の人は、同じ状況でも 

「部屋は片付いていない」 

と、そのまま部屋の状態を表現するか 

「部屋を片付けてなくて・・」 

つまり英語でいうと「I don’t」(やらない) 

として表現するケースが多い。 

何故、このような差があるのでしょう? 

それは 

日本女性(男性も、もちろんですが) 
無意識に「こうでないと」 
と思いこんでいる事が沢山あるから
。 

例えば、日本で育つと 

洗濯ものは畳むもの 
洗濯や家事は女性がやるもの 
綺麗に畳まれて仕舞われているのが 
「良い妻」「よい女」「よい母」 

みたいな事を、見てきたり聞いた記憶が多い。 

結果、それが無意識の 

「こうあるべき信仰」となる 

という事が起きます。 
これは無意識の洗脳状態のようなもの。 

ですから、 

「やるべき事を出来てないんです・・」 
「ああ、ダメだなぁ・・(イライラ)」 

みたいな思考展開になってしまうわけですね。 

ただ、ここで 

「洗濯物を直ぐきっちり畳んでどこかに 
 仕舞わないといけない」という 

考えそのものに、疑問を持てるか? 

そこが 

自由な人生を生きているかどうかの 
重要な別れ道
なのです。 

「こうあるべき信仰」の影響に気付き 
「そこを外しにかかるかどうか」
 

それこそが 

より自由に生きている人と、そうでない人の 
最大の違い
なのです。 

 

「致しません」=「しない」 という選択

ドクターXがあそこまで人気を博すのも 
「こうあるべき」という既存のやり方に 
疑問を持たない医師たちの中で 

「致しません」=「しない」 

という選択がある事を見せつけるからです。 

他の医師達からしたら 

「え?しないとかって、ありえるの??」 

ですよね。(笑) 

それと同様に、 

例えば、(心が)自由な人であれば 

「家の洗濯ものを、畳むかどうか」 

は自分の自由で決めていいはず!と捉えます。 

ですから、忙しい時は 

「洗濯畳み、致しません」(大門みちこ風) 
でもいいわけです。 

忙しい時や、もっと重要な仕事がある時は 
「やらない」と決めて 

それでも回る仕組みにしておいて 

蚊と同じく、多少の不便があったとしても 
洗濯もので死ぬわけでもない、という 

しなやかさと共に毎日を生きているわけです。 

だから別に、罪悪感もない。 

(これはあらゆる場面に言える事です) 

ですが 

潜在意識に多く入っている過去の記憶 
データに支配されている人、そして、 
それに気付いてさえない人達は 

やりたいかどうか?をさておいて 

「どうであれ、やるべき事」 

と、思い込んでいるので、忙しくなると 

「あ~できてない!」「なんで出来ないんだ」 

とイライラするのです。 

先ほどの例で言えば 

部屋は「忙しくて洗濯物が畳めない状態」で 
全く同じ
ではあるのですが 

「致しません」と「できない・・」では 

人生の感じ方が全く違うのが、わかるでしょうか? 

 

「出来ない」と思うか「しない」と思うか 

人間の自己肯定感は 

「出来ない」と思うか「しない」と思うか 

これにかかっています。 

そこに、その人の「心の自由度」が現れます。 

そして、これは、一事が万事です。 

現実は、同じ状態でも感じ方が全然違えば 

そこで解放感を感じるか、イライラするか 
大きく分かれる。 

自分を肯定するか、ダメ出しするかに分かれる。 

これが数十年と積み重なっていく。 

人生の豊かさや充実度は 

「心の自由度」と比例するのです。 

そして 

人間の思い込みというのは 

「誰かにコントロールされていないと 
思い込んでいる事」の中
にあります。 

仕事の仕方、女性の生き方、男性の生き方 
母や父として、子供として、パートナー 
シップについて・・・ 

あなたは自分の「こうあるべき信仰」に 
いくつ気付けるでしょうか? 

洗脳されている人ほど 

「私、洗脳されてないよね?」と思うので 

「私は洗脳されてない」と言い張り 

洗脳が外れてきた人程 

「これもあれも洗脳かも」と認識できる。 

ですから、もしあなたが 

「あれもこれもそれも、洗脳だね!!」 

と思えたら洗脳を解く可能性が少し出てきて 

「え?洗脳されてる?どこかわかんない・・」 

と思う人は・・・ 

言わずとも、もう分かりますよね・・? 

ちなみに、私の洗脳外し例でいうと 

フルタイムで働き、家族も幼児もいる私は 
忙しい時は、洗濯物を畳まないと決めています。 

can’t でなくdon’tです。 

そして、その為の仕組みを取り入れています。 

まず、外からハンガーを家の中に取り込む 

ハンガーの真下に、私、夫、娘の大き目蓋つき 
ボックスが置いてあり、そこに引っ張り落とす 
(時間短縮に引っ張って取れるハンガーを採用) 

忙しい時は、(皴が心配なもの以外) 
そのままとする。 

人が来るときは、ふたを閉める 
(部屋のインテリアに合わせた、蓋つきの 
ボックスなので、全く違和感なし) 

娘のアニメ等を一緒に見ないといけなくない時 
や一緒に遊ぶ時に、畳んで仕舞う 

を自分のルールとしています。 

ボックスの中も、間仕切りしてありますので 
その分類で収まっていますし 

何も罪悪感はありません。 

私は死ぬ時 
「洗濯物をもっと畳みたかったのに!」 

と後悔する事は無いので 

「自分が好きでやりたい事を優先し」 

「その結果、好きでない洗濯物は、時に 
畳まない時があっても心地よくいられる前提で」 

色々な仕組みやルールを作るわけです。 

私たちの1時間は、過ぎ去ってしまうと 
1億円積んでも戻ってきません。 

時間は有限ですから、何にどう使うか? 
洗脳を外さないと、人生は「あるべき信仰」 
に苦しむ時間が増えてしまいます。 

だから、やらない自分バンザイ\(^o^)/です。 

実は我が家は、洗濯・食事、その他も 
「こうあるべき信仰」の人には考えつかない 
仕組みが色々導入されています。(^_-)-☆ 

これをクイズで出しても、誰も当てられないのは 

その人の目に見えていない世界は 
この世に存在しえないから、だと思います。 

だから選択肢に絶対に入ってこない。 

深層心理学の体験講座や実践コースでは 
そういうプライベートの面白ネタも 
沢山話します。 

自分の「枠の外」が見えていなければ 
そういう世界(選択)が存在することさえ 
知らないまま死ぬことになってしまう・・ 

今回の例は、小さな小さな一部でしかなく 

仕事として、母や父として、子供として 
女性の生き方として、男性の生き方として 
パートナーシップについて。
 

様々な洗脳を外し、目から鱗を沢山落として 
一層しなやかにノビノビ生きる為の良い機会に 
なったらいいなと思っています。(^^) 

今と違う世界や、全く違う選択肢が見える 
&選択できる自分になりたい!
 

と思ったら、体験講座で、もう少し先に 
進んでみてもらえたらと思います。 

自分におまじないをかける深層心理学 
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