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お願いが上手な人・下手な人の違いはコレだった

最近オンラインやリモートのやりとりが増え
メールやメッセージでのやり取りが
一気に増えた人も多いのではないでしょうか?

そうなると、仕事でもなんでも

メールで何かをお願いするシーン

が増えてきますよね?

あなたは上手くお願いできているでしょうか?

私もそうなのですが
日本人の多くは頼み下手で、お願い下手。

「相手に迷惑をかけないように」
というように育てられてきたので

相手に何かを願いしたり頼ったりする
=迷惑や負荷をかけるのでは?
=そんなに良くないことな気がする

と恐縮しすぎてしまいがちです。

というわけで、今日は、
頼み方で日本人が無意識にやりがちな
NGポイント
をお伝えしたいと思います。

自分も相手もハッピーにするお願いの仕方とは?

まずあなたは、
例えばメールで何かちょっとしたこと
(仕事でありそうな事)を頼むだけなのに

枕詞に

「お忙しい中、大変恐縮ですが」
「お手間をとらせて、大変申し訳ございませんが」

と、無意識に、やたら枕詞をつけてしまう
部分はないでしょうか?

先日やっていた講座でも
直接その人が目の前にいれば
まだ伝えやすいけれども
リモートワークが続くと
相手が見えない状態なので

普段よりメールの書き方に気を遣って
やたら枕詞をつけてしまってる~~

という声が結構聞かれましたが
あなたはどうでしょうか?

実は、心理学の研究によれば

何かをお願いする時に
やたら謝ったりへりくだるのは
NG だと分かっています。

頼む時にやたら謝ったり悪びれると
頼まれた相手としては
そんなに良い気がしないのです。

また

「あなたに頼みたいわけではなかったけど、
色々な事情があるので、仕方なくあなたに
頼るしかなくなってしまって…」

というような枕詞を付けて頼んだことや
そういう人をみたことはないでしょうか?

これは、
相手にいきなり頼ろうとしたわけでは
ないんですよ~~ということが伝わり、
一見良さそうに見えますよね?

ですが、これもやりがちなNGポイント。

これはなぜダメかというと、この文言から

正直、あなたに頼りたいわけではないんだけど
頼るしかないという嫌々感

が頼まれた相手の幸福感を下げるからです。

人間は
「~~さんにしかできないことだから
ぜひお願いしたい」

と言われると、頼まれた側もモチベーションが
あがって、やっていても充実感があります。

それは、頼まれた側もハッピー(^^)

がしかし、例えば

誰かが、あなたに何かをお願いしてきたときに

・あなたじゃなくてもいいんだけど
・正直、あなたに頼みたくはなかったけど
・仕方ないから、あなたにお願いしたけど…

みたいなエッセンスが、言葉の端々に
ちりばめられると、どうでしょう?

なんか、やる気…あがりませんよね。

頼む側の嫌々頼んでる感じが伝染して
こちらも楽しくありません。

でもそんな気分になる頼み方を、私たちは
なぜ知らず知らずのうちにしてしまうのか?

それは…

「人になんでも頼んでくる人だと
 思われたくないから」

なのです。

人間は

「相手が、実際どう思うか?」

よりも

「自分が(相手から)どう思われるか?」

が気になっていると

気を使った言動がますます逆走する法則

があるのです。

あまりに急で無茶ぶりすぎるものは
もちろん謝るほうがいいと思いますが

日々ありそうな業務で、かつ
ちょっとしたことをお願いしてきた人が

①やたら「すみません」「申し訳ありません」
とあなたにいつもやたら悪びれてくる

のと

②「~~さんのお陰でいつもすごく助かってるんです」
と言われる

のと、どちらが「やってよかった!」
と思えるでしょう?

実は

「人に頼む」

ということは

自分も相手もハッピーにする事もできれば
そうでない気分にさせることもできます。

良い頼み方を出来ると、
頼まれた相手は、それをやってあげた上で
頼んだ相手に対して、好印象になる!
ということがわかっています。

仕事や家族で、誰かに頼むときは
自分がどう思われるか?を気にして
無意識に習慣化した頼み方を
してしまうのではなく

まずは、一呼吸おいて

自分がなんと言って頼まれたら
より気持ちよく、やりたくなるかな?

と考えるのを忘れずにいきましょう!(^^)

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