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8.22020
お願いが上手な人・下手な人の違いはコレだった
最近オンラインやリモートのやりとりが増え
メールやメッセージでのやり取りが
一気に増えた人も多いのではないでしょうか?
そうなると、仕事でもなんでも
メールで何かをお願いするシーン
が増えてきますよね?
あなたは上手くお願いできているでしょうか?
私もそうなのですが
日本人の多くは頼み下手で、お願い下手。
「相手に迷惑をかけないように」
というように育てられてきたので
相手に何かを願いしたり頼ったりする
=迷惑や負荷をかけるのでは?
=そんなに良くないことな気がする
と恐縮しすぎてしまいがちです。
というわけで、今日は、
頼み方で日本人が無意識にやりがちな
NGポイント
をお伝えしたいと思います。
自分も相手もハッピーにするお願いの仕方とは?
まずあなたは、
例えばメールで何かちょっとしたこと
(仕事でありそうな事)を頼むだけなのに
枕詞に
「お忙しい中、大変恐縮ですが」
「お手間をとらせて、大変申し訳ございませんが」
と、無意識に、やたら枕詞をつけてしまう
部分はないでしょうか?
先日やっていた講座でも
直接その人が目の前にいれば
まだ伝えやすいけれども
リモートワークが続くと
相手が見えない状態なので
普段よりメールの書き方に気を遣って
やたら枕詞をつけてしまってる~~
という声が結構聞かれましたが
あなたはどうでしょうか?
実は、心理学の研究によれば
何かをお願いする時に
やたら謝ったりへりくだるのは
NG だと分かっています。
頼む時にやたら謝ったり悪びれると
頼まれた相手としては
そんなに良い気がしないのです。
また
「あなたに頼みたいわけではなかったけど、
色々な事情があるので、仕方なくあなたに
頼るしかなくなってしまって…」
というような枕詞を付けて頼んだことや
そういう人をみたことはないでしょうか?
これは、
相手にいきなり頼ろうとしたわけでは
ないんですよ~~ということが伝わり、
一見良さそうに見えますよね?
ですが、これもやりがちなNGポイント。
これはなぜダメかというと、この文言から
正直、あなたに頼りたいわけではないんだけど
頼るしかないという嫌々感
が頼まれた相手の幸福感を下げるからです。
人間は
「~~さんにしかできないことだから
ぜひお願いしたい」
と言われると、頼まれた側もモチベーションが
あがって、やっていても充実感があります。
それは、頼まれた側もハッピー(^^)
がしかし、例えば
誰かが、あなたに何かをお願いしてきたときに
・あなたじゃなくてもいいんだけど
・正直、あなたに頼みたくはなかったけど
・仕方ないから、あなたにお願いしたけど…
みたいなエッセンスが、言葉の端々に
ちりばめられると、どうでしょう?
なんか、やる気…あがりませんよね。
頼む側の嫌々頼んでる感じが伝染して
こちらも楽しくありません。
でもそんな気分になる頼み方を、私たちは
なぜ知らず知らずのうちにしてしまうのか?
それは…
「人になんでも頼んでくる人だと
思われたくないから」
なのです。
人間は
「相手が、実際どう思うか?」
よりも
「自分が(相手から)どう思われるか?」
が気になっていると
気を使った言動がますます逆走する法則
があるのです。
あまりに急で無茶ぶりすぎるものは
もちろん謝るほうがいいと思いますが
日々ありそうな業務で、かつ
ちょっとしたことをお願いしてきた人が
①やたら「すみません」「申し訳ありません」
とあなたにいつもやたら悪びれてくる
のと
②「~~さんのお陰でいつもすごく助かってるんです」
と言われる
のと、どちらが「やってよかった!」
と思えるでしょう?
実は
「人に頼む」
ということは
自分も相手もハッピーにする事もできれば
そうでない気分にさせることもできます。
良い頼み方を出来ると、
頼まれた相手は、それをやってあげた上で
頼んだ相手に対して、好印象になる!
ということがわかっています。
仕事や家族で、誰かに頼むときは
自分がどう思われるか?を気にして
無意識に習慣化した頼み方を
してしまうのではなく
まずは、一呼吸おいて
自分がなんと言って頼まれたら
より気持ちよく、やりたくなるかな?
と考えるのを忘れずにいきましょう!(^^)