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子どもへの「心の教育」をどうする?~日本らしい心の教育とは?~

海外の「心の教育」と日本の「道徳」の違いを含めて
日本人のメンタリティに合わせた
「心の教育」についてお話させて頂いた
はまなる講演@御茶ノ水カレッジ。

講演にはなんと100名弱のエントリーがあり
外部講師では過去最多とのことで
親御さんたちの興味の高さが感じられました。

国語や算数は必修でも、人生に必ず必須な
「心とどう付き合うか?向き合うか?」という
「心の教育」については誰も教えてくれません。

というわけで、子どもにもどう伝えたらいいか
よくわからないのが普通だと思います。

ひとりの人間を、ひとつの国だとして考えた場合
心に関連ありそうな科目の道徳では

「相手国や周辺国にとってどうしてあげたらいいと思う?」

に重きが置かれた展開で、そうなると

「やってあげたほうがいいよね」

みたいなことが毎回正論みたいになりがちで

「自国(自分)はどういう状況で、(YES・NOを含め)どうしたいか?」は脇に置かれがちです。

でも、日本の首相が自国の状況にかかわらず、
周辺国を嫌な気持ちにさせないように
他国優先で動いていたら、日本国内の幸せは
脇に置かれてしまいます。

人間も同じです。

ただここで、欧米産の心の教育やアプローチを
そのままもってくる
いきなり「あなたはどうしたい?」みたいな
直球が多いのもまた事実。

アメリカで子育てする親友が何名かいるのですが
「自分を大事にするとか自分を優先するとかで
自分の子供が悩むことはなさそう

と言っていました。

学校では、周りを見てこの場でどうするのがいいのか?
を見るように言われ
「あなた個人はどうしたいか?」
を聞かれる事がほぼない日本と対照的です。

相手に嫌な思いをさせないように
周りに迷惑をかけないようにと育てられて
「ワガママ」と「自己優先」の違いが
よくわからなくなりがちな日本人とは
メンタリティが随分違うのです。

というわけで心理療法もそうなのですが
心へのアプローチを海外から直輸入して
そのまま使うのは、メンタリティの違いから
結構難しい事も多い。
頭では理解できるのに、
心の深い部分に響かないんですね。

じゃあ、日本人のメンタリティに合う方法は??
親は何ができる?
子供にどうしたら??
をお伝えしてきました。

思春期前に、親が日常会話で共通言語を
仕込んで置ければ一番ラクです

共通言語を作るため、心の教育絵本を
作って欲しいです~という声
多くの親御さんから頂いています。
それがあると幼児期からスタートできて
親も子どもも本当はすごくラクになるはず。

また思春期以降になると
学校で同年代の子ども達が集まって
ディスカッションしていくプログラムとして
やってもらう方がスムーズです(親と話したくない時期なので)。

親向けの内容でしたが
多くの親御さんが熱心に聞いてくださり
「こういうセミナーを子ども向けに
学校で是非やってほしい~~!!」と多くの人に言って頂きました。
(呼んで頂ければ伺います!)

日本人のメンタリティあう心の教育が楽しくできる!
そういう時代がくるといいですね(^^)

PS: はなまる講演にこれなかった方のために
【期間限定】親の為の「心の教育」講座
も行います。ご興味ある方はご覧ください。

また日程があわないけれども、このような講座にご興味ある方は
7日間の無料メールセミナーにまずはご登録頂くと
今後の案内が優先的に届きます。

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