ブログ

ヨーダに学ぶ!寄り添いの極意とは?

色々な本に、どんな時も
「まずは相手の気持ちを受け止めましょう」
と書いてありますが

それをやってもどうも上手くいかない・・

という時はありませんか?

今日は、先日フェイスブックで予想以上に
反響のあった、オズ家のトラブル突破共感法

「急がば回れ!朝の時間こそ瞬間最大風速で寄り添う!」

の後ろに大幅な解説を加え、ヨーダも使いこなす

「共感で物事をスムーズに進める人が
 やっている、たった1つのコツ」
をお伝えしたいと思います。

まず我が家で先日こんなことがありました。

朝起こしにいくと、娘がズボンが気持ち悪い!
と不機嫌かつ半泣きに。
どうやらちょっとだけお漏らしをしたらしい・・

「シャワーする?そのまま着替えたい?
それとも拭いて着替える?」

「どっちもやだ~~(涙)。
気持ち悪いから何もしたくない!!」

どうやら本人が一番ショックを受けているんだなと思う。

こういう時は、まず娘の気持ちに瞬間最大風速で寄り添う。

「うんうん、そうだよね~。
お母さんも同じことになったら、
シャワーも着替えもいやになっちゃうな。
あ~わかるな~その気持ち。
そりゃ全部やりたくなくなるね~」

私がしみじみそんなことを言っていたら、
1~2分で娘の涙が止まる。

「そうか、おかあさんだってそうなんだから、
そう思って当たり前か!?」
と思ってもらえたかな?

そして、ちょっと落ち着いたのを見計らって
「じゃあ、好きなの選んでいいよ。
シャワーがいいか、着替えがいいか、
あったか~いタオルで拭くのがいいか、
どれがいいかな?」
「あったかいタオル」
「温かいタオル作ってくるね~。
ここで拭くのがいい?それともリビング?」
「ここがいい」
「おっけ~、じゃあここだね。待ってて」

温かいタオルを作って戻り、その後
「ここでパンツとズボン履く?それともむこうで履く?」
「ここがいい」
「そうしよう!」

このあたりでもうすっかり、いつも通りのご機嫌に^^

朝は時間がないから、つい急がせようと思ってしまうけど、
大抵は、急がせないのが一番の早道。

また、些細な事でもいいので
本人に選択権を与える事」で、
「自分で物事をコントロールできてる感」を
取り戻せると、
気持ちはとっても落ち着きやすい。

ただ・・
気持ちに共感してすぐ動いてもらおう!!
という焦りや構えがあると、その気配は伝わり、
急がば回れのはずが、周りっぱなしになる。

これは親子でも、大人同士でも実は同じです。

よく本に、どんな時も
「まずは相手の気持ちを受け止めましょう」
と書いてありますよね?

でも、それをテクニックとしてやっても
どうも上手くいかないな・・と言う人も
多いのですが、それは大抵の場合

「相手の気持ちを受け止めた後」

に気持ちが行ってしまっているのです。

例えば、あなたに凄~く嫌でショックな
出来事があったとします。

それをパートナーに泣く泣く話した時
「なるほど。ところで週末の事なんだけど」
と、すぐ違う話題にされたら

え、そんなにあっさりスルー・・?

(ガーン)

と感じませんか?

でも次に気になっていることがあると
人間は意外とこういうことをしてしまっていますし

そこまで言わなくても
次に気になっていることがあると
なんとなく相手にバレているものです。

自分が傷ついたりショックを受けた立場だと
「そんなに軽くスルー出来ない事なんだけど!」
と感情的になってしまう半面

体験した本人以外にとっては、
他人の話なので、冷静になりすぎるのが
人間というもの。

でも、ずっと共感しているのも大変・・
という気持ちもわかります。

こういう時は、

なんとなくテクニックとして
共感しているほうが
ず~っと時間が長引く!!!

とまずは覚えておいてください。

次にどうしたいかを考えながら
他人事で聞いていても、それは
相手にとって「わかってもらえた!」
という気にならないのです。

そういう時は
もし同じことが
自分に起こったらどういう気分か?

瞬間最大風速で
ほんの30秒でいいので

全力で感じてみてほしいのです

その時のポイントは、

スターウォーズ最強のジェダイである
ヨーダが既に教えていました!

Don’t Think, Feel!

そこにフォースの力は眠るのです。

で、今回の私の場合だと「おもらししたら?」です。

今はもうおもらししてないから
気持ちが分かりません・・というのは

「お客様の気持ちに立ってみましょう」
「え?私、お客さんじゃないからわかりません」
と同じです。

もう大人でおもらしなんかしないじゃん・・
という冷静な自分は、一旦脇に置き

もしこの年齢で、朝起きたら
なぜかお漏らしをしていて
パンツやパジャマが濡れていたなら~~
と全力で想像し、感じてみるのです・・

すると・・

あああ悲惨・・・もう最悪な気分で
自分に衝撃が走っています。

その人になり切ってみると、
子供もおねしょがしたくてする子なんて
一人もいないだろうなと確信します。

何しろめちゃくちゃ気持ち悪いのですから・・

さて、さらに衝撃をうけるあなたの前に
パートナーや家族が現れたとしましょう

そこで何と言われると最悪な気分が
どん底に落ちる可能性があるか、まず想像します

「何やってんの!!?その年齢なのに?」
「うわっ、パジャマも下着もベッドも濡れてるじゃん!」
「も~一体何してるの!!」

と言われたらどうでしょう?

さらに奈落の底へと落ちていって、その日立ち直れる気がしません。
(大人でもそうなら、子どもはもっと感情に飲み込まれて動きが悪くなるはずです)

では、次に、何と言われるとホっとするかを
全力で想像し、感じてみます。

「実は俺も昔、お漏らししたことあるけど、びっくりするよね。わかるわ!」

「風邪ひかないように、シャワー浴びる?着替え持ってこようか? 」

「温かいものものでも用意しておくから、シャワー終わったら飲んだら?」

このあたりはどうでしょう?

さっきの奈落の底とは随分違う気持ちで
一日を過ごせそうです。

つまり、

全力で相手の心を感じたプロセスから
出てきた言葉が、自然と口に出る

そこに、フォースの力は宿るわけです。

小手先テクとか、きれいごとじゃなく

「全く同じ状況に陥った私が言われたら
マジでほっとする言葉をかけてみる」

これができれば、相手の心にそれは届く!

これは大人にも子どもでも同じです。

嫌いな人にやる必要はありませんが、
あなたが好きな人、理解したい人に対しては
ぜひ全力で寄り添ってみてあげてくださいね(^^)。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。



※解除は文末からいつでも可能です


最近の記事

カテゴリー

ページ上部へ戻る