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幽体離脱のハエ目線が、貴方のパフォーマンスを3割上げる!

あなたは
誰かの言動や態度にムカっとする
とか

忙しすぎてイライラする
という瞬間、ありませんか?

時間に余裕がなくて忙しい時は
余計に色々なイライラが倍増します。

つまり
「やる事がたくさんあって忙しい時」
に、イライラやストレスは倍増する
わけですが・・・

そんな時ほど

人は平常時よりも
パフォーマンスが約3割も下がっている!!

ということをご存知でしょうか?

私も、仕事家事育児で
いっぱいいっぱいになってくると
ストレスを感じる瞬間がありますが
そういう時ほど、パフォーマンスが
下がるとは参ったものです。

ではこれは、どうすると
うまく乗り越えられるのでしょう?(^^)

イライラは視野を狭くする

米国オハイオ大学の研究によれば
94人の学生に難解なパズルを解くように
指示を出し、その際、

「あなた、しっかり話を聞いてました?」
「もっと大きな声で答えて!」

など、気分が悪くなるような怒り方をして
わざと全員の怒りを買うような態度を
とりまくりました。

そしてイライラして腹が立っている学生達を
その後、2つのグループに分けました。

ひとつめは

「そのままパズルを解くグループ」
(多分腹が立ったままパズルを解いています)

ふたつめは

「壁に止まったハエの視点から自分を眺めて
パズルを解くグループ」

すると・・・
どうなったと思いますか?

自分を壁に止まったハエの視点から眺めて
パズルに取り組んだ学生たちは

怒りのレベルが著しく下がり
パズルの成績が30%も良くなりました。

「自分を客観的に捉える事」で
冷静さを取り戻すことができ

怒りの感情に飲み込まれづらかった
わけです。

しかし、上記の結果は、ある意味

イライラしたままの学生達は
3割も、成績が悪化した

とも言う事ができます。

人間は、腹が立つと、
その感情に囚われがちです。

「なぜあの人はそんなことをするわけ?」
「そんなこと言わなくてもいいのに!」
など色々なことを考え始めてしまいます。

そうすると視点がどんどん狭くなり
怒りにフォーカスがあたって
その感情の中にどんどん
入り込んでいってしまうのです。

そうすると、気分の切り替えがうまくできず
なかなか抜け出せなくなってきます。

例えて言うと、

何かを顕微鏡で見ていて
顕微鏡で見えている小さな世界に入り込み
すぎて、全体像が見えなくなっている

そんな感じです

よく大自然の中に行くと
自分の悩んでいる事が小さいことに思える

と言いますが、
それはなぜかと言うと

大きな視点から自分を客観的に冷静に
見ることができるようになるからです

高層ビルの上から人々を眺めていても
悩みが小さくなるという人がいます。

もしあなたが何か嫌な事
ムカッとしたりイラッとした事に
捕われているとしたら

自分の視点がどんどん狭く
小さくなってきている証拠です。

そして、

脳のメモリーをイライラやムカムカに
取られているとすれば

パフォーマンスも
間違いなく落ちています。

いやですよね?

そんな時は!!

壁に止まったハエになったと想像して
自分を見つめてみましょう。

ポイントは自分を外側から見る視点

とはいえ・・・ハ、ハエなの・・・?

と思ったのは、私だけではないはず。

私は虫が苦手でハエを想像するだけで
ストレスを感じる気もしたので

ハエはどうも想像しづらいなー
という人の場合

同じ虫でも、蝶やトンボ、アリ
ヤモリやイモリ(←違いわからん)
可愛いリスとか動物

でもOKです。

空の上や雲から見ているという
想像でも構いません

また心理学によくあるやり方ですが
自分を外側から見ている「もう一人の自分」を想像する
が、しっくりくる人は、
それでもいいでしょう。

アカデミー卒業生向けのオンラインクラスで
みんなで色々試してみた結果

鳥が自分を見ている感じ
(割と多数が好きでした)

とか

何か「物」に入って、自分を眺めてみる
 例)自分のペンから自分を眺める
 例)蛍光灯になった気持ちで自分を眺める

とか

神様の視点で見てみる

とか、
それぞれやりやすい方法が違いました。

ポイントは

幽体離脱みたいなかんじで
自分を外側から眺められるような
視点を作り出す事

何かストレスを感じた時には
是非やってみてくださいね。(^^)

 

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